男が「女ってやつは、どうしていつもこうなんだ!」と感じるときの「どうして」についてこう思っている。
男に女の生理の痛みをわかれといっても無理だし、女に男の射精の快感をわかれといっても無理だ。
これは生物学的な差だからしょうがない。これと同じように、「どうしてこうなんだ!」という女に対する疑問符にも、
たいていは科学的な裏づけが存在する。
おそらく、日ごろから女に対し言い表すことのできない不満を感じている人にとっては、
都合のよい言葉なのかもしれない。
男に女の悪口を言わせようとしているのでもなければ、
女の社会進出や地位向上を阻もうとしているわけでもない。
男は女なくして生きていけないし、女も男なくして生きていけない。
だが、お互いが共存していくためには、相手はものごとの捉え方も感じ方も、
自分とはまったく違う別の生き物なんだということをしっかり認めたうえでつき合っていかなければならないのです。